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【第193回】外国人相談会に参加してみて肌で感じたこと

長久手市の在留資格(ビザ)をはじめとする外国人関連手続き専門特定行政書士、竹内です。

10月に入りました。

それにしても9月に入った途端夏が終わった感がハンパなかったですね。

例年のイメージでは10月末まで真夏に近い暑さが続いていたような気がしますが、これほどまでに8月と9月の体感温度に違いを感じた年はここ数年ではあまり記憶にないです。もちろん台風や秋雨前線の影響が大きいのでしょうが。

また、残念ながら今年の夏も大雨による災害が各地で発生し、私も人生初の帰宅困難者の経験をすることになりました。

まあ、今年は夏らしいことはあまりできなかった7・8・9月でしたね。

ということで、今回のブログもスタートします。

 

今回はいつもと異なり、先日、とある外国人相談会に参加してきたのでその感想的なブログを書こうかな、と思っています。

私は、普段もある外国人支援団体にて相談員をさせてもらっているのですが、先日参加した相談会はそれとは別で不特定多数の外国人の方に対してワンストップであらゆる相談ができることを売りにしているものでした。

私は、今回同様の相談会に過去に数回参加していますが、過去数回の相談会と今回の相談会で大きく異なる部分があったのでその点を中心に書いていこうと思います。

なお、個人情報等の問題があるため、今回の内容はかなり抽象的なものとなっておりますのでその点はご了承ください。

 

まず、今回の相談会と過去の相談会とのもっとも大きな違いについてですが、ずばり相談の内容です。

どう違ったのかと言うと、圧倒的に「在留資格」に係る相談が多かったことです。

「外国人なんだから在留資格に関する相談が多いのが当たり前だろ」と思われるかもしれませんが、実は必ずしもそうではありません。

過去の相談会では「子供の教育」「労働問題」「法律トラブル」「職探し」といった内容の相談が比較的多く、在留資格に係る相談件数自体はそれほどありませんでした。

しかし、今回は聞く内容聞く内容「在留資格」に関するものが多く、件数もダントツトップでした。

 

なぜこのような変化が見られるのか。これは、考察するまでもないでしょう。

昨今の「外国人政策の大転換・厳格化ラッシュ」により日本に在留する外国人の皆様が大きな不安を抱えていることの現れです。

私たちのような専門家は、なるべく早く情報をキャッチし、誤認の無いよう正確な情報の把握に努めていますが、外国人の方々にとって入管庁等の発表する情報を正確に把握することは困難です。

そこで誤った情報を掴まされてしまい不安を抱いてしまう。

ただ、今回に関してはそれだけが理由ではなく、実際の状況(誤った情報ではなく正しい情報)で不安になっている外国人の方もいます。具体的には10月から引き上げられる在留諸申請手数料の件等ですね。

 

まとめですが、今回の相談会だけでも外国人の方々の中に日本に住み続けることに対する大きな不安が広がっていることが如実に表れています。

特に、在留諸申請の手数料増額については明らかに合理的な理由を欠く悪手だと思います。

パブリックコメントにも投稿したのですが、増額幅が仮に適正だとしても、段階的な引き上げが必須であり、それも5年以上の猶予期間を与えて外国人にそれ以後も住み続けるのか母国へ戻るのかを考える十分な時間的余裕を与えるべきでした。

要するに、あまりにも急激に引き上げすぎです。

これでは外国人の方々も冷静な判断ができなくなってしまうでしょう。

 

このような状況下で我々専門家には、最新の情報をいち早くキャッチし、クライアントさんからの不安の声に的確に応え、誤った情報を拡散することがないよう情報提供をしていくことが求められていることの一つなのでしょう。

 

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。